Infoseek 楽天

日本ハム・梅林 支配下復帰後、1軍初出場「後悔なくやる」

スポニチアネックス 2024年8月18日 6時3分

 ◇パ・リーグ 日本ハム0-3オリックス(2024年8月17日 京セラD)

 結果は出なかった。でも、大きな一歩を踏み出した。日本ハムの5年目捕手・梅林が、7月の支配下復帰後1軍初出場を果たした。8回に代打で登場し、結果は空振り三振だったが「攻めた打撃をしたいと思ったけど、(打席に)立って物凄い緊張した。まず1試合目を出られたことをプラスに捉えたい」と汗を拭った。

 19年ドラフト6位で入団。強肩に加え、中国大学リーグの広島文化学園大時代にはサイクル安打を達成した打力で期待されていたが、1軍出場は過去2年の29試合のみ。昨オフに戦力外通告を受け「もう、オファーがなかったら野球をやめようかなと思っていた」。それでも育成での再契約を打診され「もう一回、頑張ろう」と心を奮い立たせた。

 持ち味の打撃を見直し、今季はイースタン・リーグで35試合に出場し、打率・315、3本塁打と結果を残し、支配下再登録を勝ち取った。守備でも、マーフィーとバッテリーを組んだ8回は1死満塁のピンチを招くも、併殺で無失点で切り抜けた。

 置かれている状況は自覚している。「1軍の舞台に立てたので、後悔なくやる。早く結果を出さないとすぐ抹消される立場。結果はこだわりたい」と梅林。野球人生の“リベンジマッチ”は始まったばかりだ。(田中 健人)

この記事の関連ニュース