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野田佳彦元首相 フジ「日曜報道」出演で苦言「総裁選でメディアジャック…飯食った話までこんな時間を」

スポニチアネックス 2024年8月18日 11時19分

 立憲民主党の野田佳彦元首相が18日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。9月の自民党党総裁選についてのテレビ局の報道について言及した。

 岸田文雄首相の不出馬表明後、10人程度が続々と出馬に意欲を示し、推薦人の争奪が繰り広げられている。総裁選は「9月12日告示―27日投開票」とする日程が有力。

 ポスト岸田として、「小石河」の石破氏、小泉進次郎元環境相(43)、河野太郎デジタル相(61)のほか、茂木敏充幹事長(68)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、加藤勝信元官房長官(68)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)、林芳正官房長官(63)、野田聖子元総務相(63)、斎藤健経済産業相(65)の名前が挙がっている。

 番組では、自民党有力議員による総裁選を見据えての会食を“メシ活”として呼び、最近の“メシ活”を紹介するなどした。これに野田氏は、「ちょっと心配になってきているのは、ほとんど自民党総裁選挙でメディアジャックされているじゃないですか。だって飯食った話までこんなに時間を割いてるんだから。いくらなんでもメディアジャックし過ぎだと思っている」と現在の政治報道に苦言を呈した。

 これに対し、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏は「メディアジャックと立憲民主の皆さんがよく言うんですけれども、これはメディアの責任じゃなくて立憲民主がメディアジャックしなきゃいけないと思うんですよ。自民党と同じやり方ではなく、直ちに夜の会合どうのこうのじゃなくて、表でフルオープンで立憲民主でリーダーをつくり上げる過程をオープンにする」とし、「それから口でいろいろな政策を言ったところで立憲民主に支持がいかなかったわけですから、政党改革、党内改革でリーダーをつくり上げる過程というものを明日からでも変えてもらいたい」と強調していた。

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