◇パ・リーグ ソフトバンク2ー1ロッテ（2024年8月18日 みずほペイペイD）
ソフトバンクの松本晴投手（23）が今季初登板初先発。5回無失点と好投を見せ、チームはロッテを2－1で下してプロ初勝利をマークした。ソフトバンクは両リーグ最速の70勝に到達。優勝マジックは「23」となった。
ロッテ打線に対し、走者を背負っても要所を締める投球。5回まで2安打無失点に抑える快投で2番手・杉山にリレーした。
打線は5回に牧原大が1号となる右越えソロで先制。さらに、7回、種市のスライダーに甲斐がバットを放り投げながら片手一本で左前適時打。貴重な追加点を挙げた。
投手陣は杉山以降、ヘルナンデス、藤井、松本裕とつなぎ、リードを守り切った。
松本晴は樟南－亜大を経て、2022年ドラフト5位でソフトバンクに入団した右腕。この日は昨年8月27日の楽天戦以来、プロ2度目の先発登板。前回は3回1/3を7安打5失点KOされ、初黒星を喫していた。
▼松本晴 9回は緊張して見ていたんですが、ホークスの素晴らしい投手陣の方に抑えていただいて、1勝目飾ることできた。ありがとうございます。3カ月間、ケガしてリハビリしてやってきたことを出そうと思った。後のことを考えず、初回から出し切ろうと一生懸命腕を振った。