現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（70）が18日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。現在10勝1敗、防御率0.68と驚異的な数字を残している中日の高橋宏斗投手（22）について言及した。
今季残り37イニングを投げ、自責点3以内であれば1943年に藤本英雄（巨人）が残したシーズン防御率0.73の日本記録を超える高橋。
落合氏は高橋について「出だしファームからですよね。よく持ち直して出てきたなっていう感じですよね。真っすぐとフォークの使い方がうまいなっていう感じです」と冷静に分析した。
まだ22歳になったばかり。今後について聞かれると、ニヤリと笑いながら「そのうち、こういう数字を残しているとアメリカに行きたいというふうに言いだすかも分かりませんね」とメジャー流出の可能性を口に。それを受けて、中畑清氏（70）も「アメリカに行ってる（ドジャースの山本）由伸とオフに同じトレーニングをするんですよ。（侍）ジャパンを経験したことも大きいと思うんですよ。今のうちにサインもらっておいた方がいいですよ」と真顔で熱弁した。