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【全日本学童軟式野球】多賀少年野球クラブ 投手戦制した!西邑が完封

スポニチアネックス 2024年8月19日 4時33分

 ◇高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント2回戦 多賀少年野球クラブ2-0戸尾ファイターズ(2024年8月18日)

 神宮など都内5球場で2回戦16試合が行われた。18、19年大会で連覇している多賀少年野球クラブ(滋賀)は、戸尾(とのお)ファイターズ(長崎)との投手戦を制した。大津西スポーツ少年団(徳島)はサヨナラ勝ちで3回戦進出を決めた。

 西邑蒼唯(そうい=6年)が、憧れのメジャーリーガーから学んだ投球術で、見事な完封劇を見せた。

 「(ドジャースの)山本由伸投手のスローカーブをまねて、緩いボールを投げている。アウトコースに投げた時の反応を見て、投げ分けている」と明かす。クレバーな投球で打者19人に10個の凡フライを打たせ、戸尾打線を手玉に取った。

 松岡湧隼(ゆうと)主将(6年)は「西邑のナイスピッチングに、野手も点も与えず守り切って応えることができた」と笑みを浮かべた。辻正人監督は「西邑は昨日からウズウズしていて、マウンドで躍っていた」と満足そうに話した。

 ≪大津西スポーツ少年団・大浦が無安打快投≫大津西スポーツ少年団(徳島)は先発した右腕・大浦涼慎(りょうま=6年)が4回1/3を無安打の快投で、チームを大会初勝利に導いた。切れのある直球をテンポ良く投げ込み「調子は良かった」と納得の表情。70球の球数制限が迫ったため5回1死でいったん降板したが、6回に再登板した。「相手の打順を見て下げたが、投げ切れる力は十分にあった。今後も期待したい」と東芳昇監督。大浦は「表彰台を目指して一勝でも近づきたい」と語った。

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