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ド軍指揮官 連日の大谷弾丸ライナーを絶賛「これ以上の選手はいない。この打席のクオリティーが好きだ」

スポニチアネックス 2024年8月19日 6時48分

 ◇ナ・リーグ ドジャース2-1カージナルス(2024年8月18日 セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、敵地でのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。2試合連発となる先制の39号ソロを含む5打数1安打1打点で、2―1の勝利に貢献した。この本塁打で年間50本塁打ペースとなった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷に対して「これは軌道に乗る兆候か」と聞かれると「彼はストライクゾーンをうまくコントロールしている。これ以上の選手はいないと思う。今日も昨日も中に入ってくるカーブをラインドライブで本塁打した。私はこの打席のクオリティーが好きだ。左投手の外角へのストライク(7回の三振)はタフだったが、翔平はいいプレーをしている」と称賛した。

 大谷は自身の現状について前日は「構えている段階で、良い未来があまり見えていない」など、不調であることを自己分析していたが、指揮官は連日弾丸ライナーでアーチを運んだ打席内での内容に満足げだった。

 まさに“フリーマンショック”を吹き飛ばした。打線の主軸を担っていたフリーマンが前日の試合で右手中指を負傷し、この試合のスタメンから外れたが、大谷が勝利に導いた。

 0-0の5回。2打席凡退で迎えた第3打席でカージナルス先発のソニー・グレイが投じた初球のカーブを強振。113・5マイル(約183キロ)の打球はあっという間に右翼席に飛び込んだ。2試合連発となる先制の39号ソロは決勝弾となった。

 この本塁打で年間50発ペースに乗せ、盗塁は現在37盗塁で年間48盗塁ペース。メジャー史上初の「45本塁打&45盗塁」どころか「50本塁打&50盗塁」の大快挙も見えてきた。

 試合はドジャース先発のカーショーが6回無失点の好投。打線が5回に大谷のソロに加えて2死一、三塁からロハスが左前適時打で2点目を奪い応えた。8回に3番手・ハドソンが代打で登場したヌートバーに8号ソロを許したものの1点差で逃げ切った。

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