◇ナ・リーグ カージナルスードジャース（2024年8月18日 セントルイス）
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（26）が、18日（日本時間19日）のドジャース戦に代打で登場し、7月21日（同22日）以来の一発となる8号本塁打を放った。
カージナルスが2点差を追う8回。1死から代打で登場したヌートバーは、ドジャースの3番手・ハドソンから反撃の一打となる8号ソロを右中間スタンドへ運んだ。この日は大谷が5回に39号を放ったが、負けじと“競演”。ネットではその“アベック弾”が話題となった。
5月末から左腹斜筋痛で負傷者リスト（IL）入りするなど、調子の上がらなかったヌートバー。ドジャースとの今3連戦の初日だった16日（同17日）には、昨年3月のWBCで侍ジャパンでともに戦った大谷、山本と再会し「翔平とは彼の結婚後初めて会ったから“おめでとう”と伝えた」と笑顔で語っていた。
以下、試合後のヌートバーと一問一答。
―あなたと翔平が本塁打を打った
「彼のホームランが僕らの試合の明暗を分けた。彼は偉大な選手だ。彼を抑えることができれば大丈夫なんだけどね」
―負けてしまったが
「チームが負けた時に喜ぶのは難しい。僕の打席では、僕はもちろんうれしかったし、チームを助け、点差を縮めることができたのはうれしかったけど、最終的に勝ち越すことができず、残念だ。彼らはいいチームだ」
―昨日、翔平はスランプだと言っていたが
「彼のスランプは他の選手と少し違う。もし彼がスランプに陥っているなら、リーグの他の人たちがどういうかわからないけど、彼の状態はいいように見える。アグレシッブだし、昨日もそうだった。彼はとても強くいい打者だから本塁打を打てる。そして今日も同じだった。ブレーキングボールを捉え本塁打した。彼のような男のスランプは本当のスランプではない。ただ調子が少し上がらないだけだ。彼は本当に偉大な打者だからね。調子があがらくても本塁打を打てるんだよ」