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がん闘病の森永卓郎氏 体の変化に言及「体重だけが大きな問題…毎週1キロずつ減っているんで」

スポニチアネックス 2024年8月19日 10時5分

 がん闘病中の経済アナリスト・森永卓郎氏(67)が19日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)にゲスト出演し、現在の体調について言及した。

 森永氏は登場するなり、「もうすぐ死ぬやつを殺しに来る人はいないので、今、最強のカードを手にしているんです」と現在について説明。今は執筆業に励んでいると言い、「“書いてはいけない”という本が出版から半年近くたつんですけど、なんとアマゾンのトップ、総合ランキング1位に返り咲きました」と報告し、「半年間ずっと売れてる。今年、本を1番売ったのは私だと思うんですけど、誰1人そのことを評価してくれないんですけど、別に名誉はいらないのでいいんですけど。なんかちっちゃいメダルか何かくれるといいかなって。そうすると博物館に飾れるので。ただその動きは全くないですね」と笑いながら話した。

 パーソナリティーの生島ヒロシが「この番組にはお医者さんも出ていただいていますし、お医者さんがよく聴いてくださっているんですけど、“ステージ4の末期で、あの気合と勢いはちょっと医者としても尊敬します”という声を聞きますよ」と話すと、森永氏は「お医者さんも今の医学的な状態だと、もう部屋にこもりっきりでベッドの上というのが普通なんですって。信じられないって言うんですけど、逆に言うと、週に2回だけですけど、東京にも来ているのでそれが効果を発揮しているのかも知れないですね」と自己分析してみせた。

 そして、「この1カ月、ほぼ毎日徹夜状態なんですね。1日18時間は働いているので、こんなに働いたのって何十年かぶり。でも書いても書いても、泉のように次のアイデアがわいてくる」と明かし、生島が「死を恐れるよりも、死というものをどのように捉えて向き合いいているんですか?」と聞くと、「死ぬことを考えている余裕もなくて、1秒でも時間が惜しいというか、どんどん書いていかないと忘れちゃうので、その作業にまい進しているっていう感じですかね」と話した。

 ただ「体重だけが大きな問題で金曜日に測ったら50・5キロだったんですよ。毎週1キロずつ減っているんで、このままいくと来週40キロ台になっちゃう。ちょっとそこは怖いなっていう気がします」と言い、「下痢はずっとしています。あと、すい臓がんに反応する腫瘍マーカーが少しずつ上がってきちゃってるんですけれども、造影CTを撮ったらすい臓はきれいなまんまなんですよ」と説明。

 「それをお医者さんにみてもらったんですけれども、“次から次に不思議なことが起こってこんな人みたことない”って。“何が体の中で起こっているのか全く分からないっていうが正直なところだ”って言ってました。よく分からないんです、要するにがんというのが完全に解明されているわけではないので、まだ分からないことだらけだってことなんだと思いますけどね。その中でも私は特殊なんだと思いますけれども」と淡々と自身の体調について語っていた。

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