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泉房穂氏「『明石市政』を12年間やってきた立場からすると、『兵庫県政』の混乱と停滞がもどかしい」

スポニチアネックス 2024年8月19日 11時25分

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が19日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

 兵庫県は16日、斎藤氏の疑惑告発文書を配布した元県幹部への内部調査などを管轄してきた井ノ本知明総務部長を19日付で異動させ、総務部付の部長級とする人事を発表した。井ノ本氏は体調不良を訴え療養しており「重責である現役職の職務を遂行することが心身ともに困難」として7月に異動を願い出たという。

 文書問題ではこれまでに片山安孝副知事が県政混乱の引責で辞職したほか、斎藤氏の肝いり政策の担当理事だった小橋浩一氏が体調不良を訴えて理事から降格するなど、斎藤氏の側近が相次ぎ離脱する事態になっていた。県は19日付の人事で、空席となっていた理事に稲木宏光財務部長、新たな総務部長に有田一成秘書広報室長を充てる。斎藤氏は人事発表に合わせ「新たな体制により若者・Z世代応援などの業務を着実に遂行し、県政をしっかりと前に進めていく」とのコメントを出した。

 泉氏は「『明石市政』を12年間やってきた立場からすると、『兵庫県政』の混乱と停滞がもどかしい。『国政』についても“国民負担増政治からの転換”が必要に思えてならない。やるべきことが山ほどあるが、できるところから真面目に順々とやっていきたい。微力ながら・・・」と自身の思いをつづった。

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