◇第106回全国高校野球選手権第12日・準々決勝 大社2-8神村学園(2024年8月19日 甲子園)
大社(島根)が神村学園(鹿児島)に2-8で敗れ、1917年以来107年ぶりの4強入りはならなかった。第1回地方大会から出場を続ける「皆勤15校」の準決勝進出となれば、1961年準優勝の桐蔭(和歌山)以来だったが、あと一歩届かなかった。
この日も「大社の応援」がX(旧ツイッター)でトレンド入り。平日ながら一塁アルプス席のチケット2800枚が完売した。保護者らは地元旅行会社のツアーバスを含めたバス19台で甲子園へ入り。生徒、教員はバス12台で学校を朝7時に出発した。
試合後は勝利した神村学園の校歌斉唱に一塁アルプスから大きな手拍子を送った。
健闘をたたえ合う両校の姿にXでは「もう胸がいっぱい」「こんなに清々しく、ノリノリで応じて熱くさせてくれた応援団含む大社の皆様、感謝です」「素晴らしい光景」「大社の応援団が神村学園の校歌の時に手拍子で讃える姿が本当に素敵であぁこれが高校野球の良さやわって」などのコメントが見られた。