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【甲子園】神村学園 絶好調3安打の上川床勇希 勝利を引き寄せた“言霊”「寝る前にベッドの上で…」

スポニチアネックス 2024年8月19日 20時4分

 ◇第106回全国高校野球選手権第12日・準々決勝  神村学園8ー2大社(2024年8月19日 甲子園)

 神村学園(鹿児島)が大社(島根)を破り、鹿児島県勢史上初の2年連続ベスト4入りを決めた。

 ここまで13打数5安打の打率・385と好調の上川床勇希(3年)は、この日も3安打。7回には1死三塁で中越えに強烈な打球。惜しくも三塁でタッチアウトになったが、適時二塁打とし、この回の4連打4得点に貢献した。

 上川床は試合後に大社高校の大応援を「今まで感じたことのない、独特の雰囲気でした。レフトで(大社の応援団が)すぐそこで、うるさいというか」と笑いつつ、「でもこういう中でできることに感謝です。こんな経験なかなかできない」と語った。

 この日の3安打で打率は・444に上昇。自身の好調の理由について「2回戦から打席に入る前に、右骨盤を一度上げてから落とす作業をしています。ボールを上から見られるので、それがハマっている。悪いときは考えすぎていたが、ピッチャーに向かっていけている感覚がある」と、バッティングコーチからのアドバイスを実践している。

 また、「去年の夏から試合前に必ず書いているノートがあるんです」と濃青色の革製の手帳を取り出すと「母から“精神統一するといいよ”と聞いて、毎試合寝る前に自分のベッドの上で明日やりたいことを過去形で書くようにしています。昨日の夜だったら“大社に勝てました”って」と、勝利を引き寄せたことを打ち明けた。

 

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