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石破茂氏 なぜ国会議員に人気がない?理由問われ即答「おとなしくしてればいいんでしょうね」

スポニチアネックス 2024年8月19日 21時8分

 自民党の石破茂元幹事長(67)が19日、BS日テレ「深層NEWS」(月~金曜後6・58)に生出演。世論調査で“次の総理”のトップになるなど国民人気は高い一方で国会議員から支持が得られない理由について自己分析した。

 NNN・読売新聞が7月19~21日に行った「次の自民党総裁には誰がふさわしいか」の世論調査では、石破氏が25%の得票を集めてトップに。しかし過去の総裁選では国会議員からの“不人気”が響いて苦戦。2012年9月の総裁選では第1回投票で党員からの圧倒的な支持を受けて1位になったが、議員票のみの決選投票で安倍晋三元首相に逆転を許した。

 国会議員票を得られない理由を問われると「自民党にいながら自民党を批判してるからですよ」と即答。「間違っていることは間違ってないか、これは考え直した方がいいんじゃないかってことを言うと、後ろからたまを打つとか、雉も鳴かずば撃たれまい、雉が鳴くと撃たれるぞとかそういうことがあって。そういうところが“自民党にいながら党を批判するんじぇねーよ”というお叱りをいただくゆえんだと思っている」と分析した。

 そんな状況を乗り越えるために「おとなしくしてればいいんでしょうね。物言わなければね」としつつも「それだと何のために国会議員になったの?有権者が“これ、おかしいよね”と思っていることを(議員が代わりに)きちんと言わないと何のために議員になったかわからないと思ってる」と自身の考えを語る。

 キャスターのを務める日本テレビ解説委員の菅原薫氏に「物を言いながら仲間を増やすのは難しいですか?」と質問されると、「不徳の致すところっていうのはこういう時のためにある言葉で」とスタジオの笑いを誘い、「物を言うんだけどアイツいいヤツだよねって言ってもらえる、そういうのは修養が足りないというか、この年になってまだ修業が足りないのは深く反省いたしております」と自虐も交えて話していた。

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