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「虎に翼」俺たちの轟、花岡&遠藤への想い告白 よねさんとの絆にもネット感動「最強バディ…花を飾って」

スポニチアネックス 2024年8月20日 8時18分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第102話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第102話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は再び轟太一(戸塚純貴)の事務所を訪ね、前回の軽はずみな発言を謝罪。その上で名字についての悩みを相談。答えが決まらぬまま星家へ向かう…という展開。

 寅子は、轟と遠藤時雄(和田正人)の前で「結婚の意味を見いだせない」と口にしたことを謝罪。「今、振り返ってみれば、自分事になるまで、どちらかが名字を変えなくてはいけない意味について、考えていなかった。そして、男女の恋人のことしか、考えていなかった」と語った。

 轟は「人間なんて、そんなもんだ。今振り返ってみればの連続。過ぎてから分かることばかりだ」と答え、花岡悟(岩田剛典)や遠藤への想いを明かした。

 「花岡への気持ちを知ったのは、それこそ、あいつの死をきっかけに、自分を振り返って…いや、山田が俺に“私の前では強がらなくていい”と言ってくれたからだ」

 山田よね(土居志央梨)は「こっち見んな」と照れ、轟は「山田と話せていなかったら、一人答えも出せずに、心が壊れていたかもしれん」と続け、感謝した。

 「時雄さんに想いを告げて、同じ気持ちでいてくれると知った時は、俺のすべてを受け止めてもらえた気がした。最初は、限られた場所でも、時雄さんといられれば、それだけで本当によかった。でも、この先の人生、お互いを支え合える保障は、法的にない。俺らが死ねば、俺らの関係は、世の中からはなかったことになる。じいさんになって人生を振り返った時、俺は心から幸せだったと言いたいんだ」

 よねは「別に、わがままなんかじゃないだろ。結婚しても、名字を変えたくないと思うこと、当然の権利だろ。誰の顔色を気にして弱気になってるんだ」と寅子を後押しした。

 SNS上には「轟とよねさんがいい人すぎて泣ける」「昨日のデレよねさんに続き、今日はテレよねさん」「轟の“今、振り返ってみれば…”が聞けてよかった」「轟の懐の深さを見た。よねさんが(寅子からの)お花を大事に飾っているのもよかった」「もう、轟とよねさんのバディドラマ、作って。心の底でつながっている最強バディ」などの声が上がった。

 寅子&航一の再婚、名字変更は果たして。

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