バドミントンのジャパンオープンは20日に横浜アリーナで開幕した。男子ダブルスでパリ五輪に出場したホキコバペア保木卓朗（29）、小林優吾（29）組（トナミ運輸）は1回戦で台湾ペアに敗れて初戦で姿を消した。
相手の王斉麟はパリ五輪男子ダブルスで金メダルを獲得したペアの1人。ホキコバペアは1次リーグで対戦し0―2で敗れた。この日も雪辱を果たせず完敗だった。
保木は「相手の片方はオリンピックチャンピオン。どう戦わないといけないか分かっていたけど、パワーに押し切られた」と悔しさをにじませた。
ホキコバペアは21年世界選手権で男子ダブルス日本勢初の優勝を果たし、世界ランク1位にも上り詰めた。パリ五輪ではメダルを目指したが、1次リーグで敗退した。
今後について保木は「また世界のトップを目指したい」と国際舞台での活躍に意欲を示し、小林も「上の（カテゴリーの）大会に出られる限りはやりたい」と同調し、ツアーファイナル出場を直近の目標に掲げた。