歌手で女優のクリスタル・ケイ（38）が20日、都内で行われた日米合作ブロードウェイミュージカル「RENT」公開ゲネプロに出席。開演初日を迎える喜びを語るとともに、主演・山本耕史（47）率いるチームの雰囲気の良さを明かした。
1996年、ブロードウェイで幕を開けた本作。数々の賞を受賞したロック・ミュージカルの金字塔。2006年には映画化もされている。日本では、1998年に初の日本語上映版が開演。山本は主演として、映像作家を目指すマーク・コーエンを演じきった。26年の時を経て、山本演じる“マーク”が帰ってくる。
マーク（山本耕史）の元恋人でパフォーミング・アーティストのモーリンを演じるクリスタル・ケイ。英語での演技は初挑戦で「ドキドキしている」と胸躍らせる。
「とっても皆さん素晴らしい」と仲間を絶賛。「最初の日から空気がめちゃくちゃ温かい。初めて会った気がしない。フレンドリーだし、この作品が大好きな人の集まりなのでとても心強いです」と語った。
ネイティブなキャストの中で遜色ない英語力を披露する山本には「ネイティブなんじゃない??」と思う瞬間もあったという。文化や言語について語り合う仲間との日々は「お互い教え合っている感じ」で「サマーキャンプ」と例える。毎日が楽しく「凄く素敵な絆がつくられているな」と充実感を感じさせた。
最後に、山本はファンへ向け「今までに見たことがないステージだと思う。皆さんにぜひ見ていただきたい」と全力でアピールした。
この日は山本耕史、Alex Boniello、演出家のTrey Ellettも登壇した。