大相撲の関脇・大の里が20日、青森県藤崎町役場を訪問した。
同町は、自身のしこ名の由来となった元大関・大ノ里の故郷。大正後期から昭和初期にかけて活躍し「相撲の神様」と呼ばれた名大関の親族である天内司さんと念願の初対面を果たし、家系図の説明を受けたり反物を贈ったりと交流した。
「初めて来られてうれしい」と笑顔。大関獲りに挑む秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)へ向け「先代と同じ大関、それ以上の番付を目指して、相撲の神様に近づけるように頑張りたい」と決意を新たにした。
天内さんからは「立派な横綱目指して頑張ってほしい」とエールを受けた。