卓球女子シングルスでパリ五輪銅メダルの早田ひな（24）が20日、都内で行われた所属の日本生命の報告会に出席した。個人戦で左手首付近を負傷しながら団体の銀メダルにも貢献し「思い出しただけで涙が出ちゃう」と声を震わせ「たくさんの方に助けていただいた。やり切った気持ちが大きい」と感謝を述べた。
28年ロサンゼルス五輪に向け、患部以外のフィジカル練習に早くも着手。それでも卓球の練習再開や試合出場は不透明で「（医師に）安静にしないと治らないと言われたので、言われた通りに治療するしかない」と回復を最優先していく。
《陸上短距離・桐生 ロス五輪でも3走！》
○…陸上男子400メートルリレーの3走で5位入賞に貢献した桐生は4大会連続出場の懸かるロス五輪へ視線を向けた。日本人初の9秒台をマークしたスプリンターも28歳とベテランの域に。「この4年間は簡単じゃないと思う」と自覚しつつも「挑戦していきたい。リレーは桐生祥秀が3走を走ってメダルを獲る、と覚えてもらいたい」と闘志を燃やした。まずは来年9月の世界選手権（東京）で100メートルでの代表入りを狙う。