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井上尚弥、X投稿の意図は…過去最高?「何となく」 日本に黄金時代到来「近い階級である以上凄い刺激」

スポニチアネックス 2024年8月21日 17時33分

 ◇プロボクシング 4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>挑戦者 TJ・ドヘニー(アイルランド)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が21日、横浜市内の所属ジムで、9月3日のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦へ向けた練習を公開した。バキバキに仕上がった体でシャドーボクシングを3ラウンド、サンドバッグ打ち2ラウンドを披露した。

 練習前の井上尚弥との主な一問一答は以下のとおり。

 ――(ここまでの)スパーリングはドヘニーを意識したものか。

 「ドヘニーを意識した部分もありますし、今のパートナーに対して自分がどこまで動けるか、タイプの違う4選手が来ているので、全ての選手に当てはめられれば自ずとドヘニーにも当てはめられる、そういう意識でやりました」

 ――今までで一番良いというのはどの部分か。

 「X(旧ツイッター)にも書きましたけど…具体的には書いてない気がする(笑い)。具体的なものはないです。(プロで)30戦弱戦ってきた中で、何となくそんな気がする。その程度です」

 ――スーパーバンタム級が合ってきた。

 「一番はそこですね。スーパーバンタム級で4戦というところで、一番フィットしてきているんじゃないかと感じますね」

 ――着ているTシャツの意図。

 「特にないです。前回がホワイトタイガーだったんで、ちょっとアニマル系で攻めようかなと思って。そのぐらいです」

 ――気を抜かないというのは心掛けか、メンタルトレーニングをしているのか

 「一番は心掛けですかね。周りの雰囲気というのは自分が一番感じてますから。自分自身そんな気持ちはなくても、緩みというのは必ず出てきてしまう。それは過去の経験から振り返っても、そういう瞬間はあったと思う。だからこそ言動だったり、練習の内容だったりでより心掛けてきた」

 ――自分に言い聞かせる言葉がある?

 「そういうのはないですけど、練習内容とラウンド数。自分が比べているのはネリ戦以上というのを意識している」

 ――以前にXで、体付きも違ってきていると。

 「どう変わった…変わった気がする。気のせいかな、というぐらいの投稿だったので、そのへんで捉えてもらえれば。本当に気がすると。分からないです、ここまで具体的に言われると。ただ、筋量的には少し増しているのかなと」

 ――たびたびXの話ですが…。

 「まーたXですか?(周囲爆笑)」

 ――(那須川)天心選手の試合が終わったあと”日本ボクシング界に黄金時代が到来した”と。天心選手の試合を受けたものか。

 「いや、違いますね。それはやっぱり、バンタム級の日本人世界王者というくくりで自分は投稿したつもりではいたんですけど。過去を見てもバンタム級4団体で日本人が全て世界王者という時代はなかったですし、自分も1つ階級が上ですけど、近い階級である以上やっぱり凄く刺激をもらいますし、そういう時代だなと感じました」

 ――そこには当然、中谷潤人(WBC世界バンタム級王者)選手も。

 「もちろん4選手です、はい」

 ――自分を追い込むために練習で増やした部分は。

 「フィジカルも増やしましたし、トータルラウンド数から言っても練習はしてるかなって感じですね」

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