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巨人グリフィン 7回1失点好投も4試合ぶり白星ならず 0―0の7回、坂倉に痛恨被弾

スポニチアネックス 2024年8月21日 20時17分

 ◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年8月21日 東京D)

 巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が21日の広島戦(東京D)で今季14度目の先発登板。7回で7三振を奪って6安打1失点と好投するも打線の援護に恵まれず、7月20日の中日戦(バンテリンD)以来4試合&32日ぶりとなる今季6勝目(3敗)を逃した。

 9試合連続で岸田とバッテリーを組んでマウンドへ。初回、2死から堂林に死球を与えて塁に出すも無失点で立ち上がった。

 2回は先頭・小園に中前打されたが、岸田が二盗を阻止してこの回を3人で抑える結果に。

 4回には堂林、末包の連打と犠打で1死二、三塁のピンチを迎えたが、菊池の遊ゴロを前進守備の門脇が本塁で刺し、坂倉は左飛に仕留めてこの回も無失点。相手先発左腕・床田との投げ合いで投手戦が続いた。

 だが、0―0のまま迎えた7回だった。

 1死走者なしで打席に迎えた7番・坂倉にカウント1―1からの3球目、真ん中付近に入ったツーシームをライナーで右翼スタンドに叩き込まれてついに失点。この回を投げ切って降板した。

 グリフィンの投球内容は7回で打者27人に対して99球を投げ、6安打1失点。7三振を奪い、四球はなかったが1死球を与え、直球の最速は149キロだった。

 なお、0―1で迎えたその裏、浅野の適時二塁打で1―1の同点。グリフィンの黒星の可能性は消滅した。

 広島戦は試合前まで今季2試合に登板して0勝0敗ながら、6月29日(東京D)は8回2安打1失点、8月7日(東京D)は8回途中7安打3失点と好投。いずれの試合も来日最多となる12三振を奪っており、来日2度の2桁奪三振がともに東京ドームでの今季広島戦となっていた。

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