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鹿島が甲府にリベンジ 2年連続で敗れていた因縁の相手 DF植田V弾で2―1逆転勝ち

スポニチアネックス 2024年8月21日 21時9分

 ◇天皇杯4回戦 鹿島 2―1 甲府(2024年8月21日 JITス)

 鹿島は敵地でJ2甲府を2―1で下し、2年ぶりの8強進出を決めた。

 雨中の激闘だった。序盤から主導権を握りながら、前半29分に右サイドを崩されて先制を許す展開。同アディショナルタイムに相手のクリアミスを見逃さなかったMF藤井智也が快足を生かして同点弾を決めたが、後半開始からFW鈴木優磨ら主力投入を余儀なくされた。

 後半は互いにチャンスを生かし切れない一進一退の攻防が続く。決着がついたのは44分だった。右CKから途中出場のMF柴崎岳が正確なボールを供給。DF植田直通が豪快に頭で叩き込んで勝ち越しゴールを決めた。

 3年連続で顔を合わせる因縁の相手だった。22年は準決勝で0―1で敗れ、前回大会の3回戦ではPK戦の末に苦杯をなめた。三たびの金星献上は許されなかった。「我々の出せる力をピッチの中で100%見せることは必須。絶対に勝ち上がるつもりで真剣に戦っていかなければいけない」。ポポヴィッチ監督が油断大敵を厳命した一戦で常勝軍団のメンツを保ち、16年以来のタイトル奪還に一歩近づいた。

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