Infoseek 楽天

鹿島V弾のDF植田「今年こそはやり返すという気持ちだった」 2年連続で敗れていた甲府に雪辱

スポニチアネックス 2024年8月21日 21時28分

 ◇天皇杯4回戦 鹿島2―1甲府(2024年8月21日 JITス)

 鹿島は敵地でJ2甲府を2―1の逆転で下し、2年ぶりの8強進出を決めた。

 最後は常勝軍団のメンツを保った。1―1で迎えた後半44分の右CK。DF植田直通が豪快に頭で叩き込んだ。雨中の激闘に90分で決着をつけたセンターバックは「時間帯を見てもここが勝負どころ、相手の隙が出てくるところだと思っていた。そこで仕留めることができて良かった」とうなずいた。

 22年は準決勝で0―1で敗れ、前回大会の3回戦ではPK戦の末に苦杯をなめた因縁の相手。3年連続の対戦となったこの日も前半29分に先制を許す苦しい展開だったが、同アディショナルタイムにMF藤井智也が同点ゴールを決めた。「先に失点してしまって難しい試合にしてしまった。前半で追い付くことができたからこそ今日は勝利につながったと思う」。

 後半はFW鈴木優磨らベンチスタートだった主力も次々とピッチに立ち、総力戦で三度目の正直を果たした。「ここで去年PKで負けてもの凄く悔しい思いをしたし、タイトルを失った。今年こそはやり返すという気持ちでやっていた」と植田。16年以来のタイトル奪還へ、準々決勝は神戸と対戦する。

この記事の関連ニュース