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巨人・阿部監督「あそこが勝てた要因」5試合ぶりスタメンマスクの岸田評価 坂倉一発は「僕のせい」

スポニチアネックス 2024年8月21日 22時55分

 ◇セ・リーグ 巨人4―1広島(2024年8月21日 東京D)

 巨人の岸田行倫捕手(27)が21日の広島戦(東京D)で相手の盗塁を2度刺してチームの勝利に大きく貢献した。

 7番に入り、13日の阪神戦(東京D)以来5試合ぶり今季59度目のスタメンマスク。グリフィンとは9試合連続でのバッテリーとなった。

 3回の第1打席で相手先発左腕・床田から中前打を放ち、8回には初球で犠打も決めるなど打席でもきっちり結果を残したが、阿部慎之助監督(45)が評価したのが2度に渡って相手の盗塁を阻止したことだった。

 まずは0―0で迎えた2回、グリフィンが先頭の小園に中前打で出塁を許したが、次打者・菊池の3球目で二盗を阻止。1―1で迎えた8回には2番手左腕・バルドナードが先頭の秋山に四球を与えたが、代走・羽月の二盗も強肩で阻止し、打者・野間との三振ゲッツーで結果的にこの回の相手の攻撃を3人で仕留め、その裏の岡本和3ランを呼び込んだ。

 試合後、阿部監督は「あの三振ゲッツーというのはね、こっちに流れがきたプレーです。盗塁死って流れが変わるってよく言いますから。あそこが勝てた要因だったんじゃないかなと思います」と岸田の盗塁阻止を称賛。

 また、0―0の7回、坂倉に先制の一発を浴びたシーンについては「坂倉のホームランは僕が“いけ”って言ったんで。あそこはバッテリーじゃなくて僕のせいなんで」と話していた。

 ▼岸田 (8回の三振ゲッツーは)カウント2ー2で勝負かけてくるかなと思ったので、準備をした結果だと思います。大事な試合なのは分かっているので、準備して、できることをやるしかないと。任された場面で力を発揮できるようにしたい。

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