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井上拓真VS堤聖也は因縁の対決 拓真「返り討ちにする」堤「12年越しのリベンジ」

スポニチアネックス 2024年8月22日 13時38分

 ◇プロボクシング WBA世界バンタム級タイトルマッチ 王者 井上拓真(大橋)<12回戦>同級3位 堤聖也(角海老宝石)(2024年10月13日 東京・有明アリーナ)

 ボクシングの世界戦7試合を含む2日間興行「PRIME VIDEO BOXING 10」が10月13、14日の2日間、東京・有明アリーナで行われることが22日、都内で発表された。

 WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋、20勝5KO1敗)は興行初日の10月13日、同級3位の元日本同級王者・堤聖也(28=角海老宝石、11勝8KO2分け)を相手に3度目の防衛戦を行う。両者は高校時代にインターハイ準決勝で戦い、井上が勝っている因縁の対決。「今回は日本人対決で熱くなる部分がある、熱く盛り上がる試合をしたい」と抱負を述べた。堤については「気持ちが強くてタフな選手」と評し、「向こうはリベンジの気持ちで来ると思うが、返り討ちにして統一戦に向けて進んでいきたい」と”連勝”を宣言した。

 バンタム級は日本人4人が世界のベルトを独占。王座統一への思いを問われると「元々、兄(尚弥)が持っていたベルトを返上したもの。そこで自分が統一すると公言した。中谷選手、西田選手戦へ、ここをしっかり勝って次のステージに進みたい」と4本のベルト獲得へ意欲を示した。

 堤はプロ14戦目で初の世界挑戦。「世界戦が決まって、しかもずっとやりたかった井上拓真戦と決まって、本当にうれしい気持ち」と切り出し、井上の印象については「ボクシングIQや技術が凄く高い選手。完成度が高いので、崩すのが大変そうという印象がある」と語り、打ち合いの覚悟を問われると「僕にはそれしかないので、むしろ。ボクシング勝負をして簡単に勝てる相手とかではない」と打撃戦を宣言。「個人的に高校時代のリベンジ、12年越しかな、ずっと胸にあったものなので、それが世界のベルトと一生に達成できたら、これ以上のことはないと思う」と意気込んだ。

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