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プロ初タイトルに挑む那須川天心「過程に過ぎない」 2日間世界戦7試合も注目の試合は「自分」

スポニチアネックス 2024年8月22日 13時52分

 ◇プロボクシング WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦 同級1位 那須川天心(帝拳)<12回戦>同級2位 ジェルウィン・アシロ(フィリピン)(2024年10月14日 東京・有明アリーナ)

 ボクシングの世界戦7試合を含む2日間興行「PRIME VIDEO BOXING 10」が10月13、14日の2日間、東京・有明アリーナで行われることが22日、都内で発表された。

 バンタム級でWBA2位、WBC3位の那須川天心(26=帝拳、4勝2KO)は興行2日目の10月14日、プロ5戦目で初のタイトルに挑戦。地域タイトルのWBOアジア・パシフィックのバンタム級1位として、同級2位ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン、9戦全勝4KO)と王座決定戦を戦う。

 初のタイトル戦へ向けて天心は「5戦目でタイトル挑戦できてうれしく思っている、世界を獲るためには東洋(OPBF)かWBO(アジア・パシフィック)のベルトが必要らしいので、そこの過程に過ぎない。いつも通り集中してやっていきたい」とコメント。テーマを問われると、「引き続き一緒。前回で那須川天心の強さを見せられたので、引き続きそこを見せるのと、心・体・気持ち全て整えて、しっかり倒すというか、流れの中で戦えたので引き続きやってきたい」と話した。今回は7月20日の前戦から3カ月弱での試合となるが、「前回から引き続き、試合感覚が短い。前回は試合2週間前でやっと自分のスタイル、動きが分かった。それを試合で出せたので、引き続きそのマインドでやっていきたい」と明かし、「来週に走り込み合宿が1週間あるので、雨が降らないことを願っている」と話して笑いを誘った。

 世界戦ではないが、7大世界戦に匹敵する注目を集める試合となる。「2日連続(開催)はなかなかない、インパクトあると思うし、ボクシングのお祭りみたいな気分で来てもらいたい。どうお客さんに思いを届けられるかがテーマになる」と語り、「毎回大きなイベントでやらせてもらっている。うれしいし、そこでどういう内容の試合をして、次に見てもらいたいと思われる試合をしないといけない。魅せていきたい」と意気込んだ。注目の試合を問われると「WBOアジア・パシフィックのタイトルマッチがあるらしいので(笑い)、自分には注目している」と答え、WBO世界ライトフライ級王座決定戦に挑む同僚の岩田翔吉へ「今は帝拳ジムに世界のベルトがない。先に獲ってもらいたいと思います」とエールを送った。

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