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ド軍指揮官 大谷翔平の復調気配に手応え「前後の打者を見ることで彼はさらに良くなり、より危険な打者に」

スポニチアネックス 2024年8月22日 15時11分

 ◇インターリーグ ドジャース8―4マリナーズ(2024年8月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのマリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で安打を放ち、4打数1安打だった。これで5試合連続安打とし、6試合連続安打をマークした7月21日のレッドソックス戦以来となった。この回に今季39盗塁目となる二盗を決め、史上6人目の40本塁打&40盗塁にともに王手をかけた。オフを挟み、23日(同24日)のレイズ戦で史上最速の自身126試合目で達成する可能性が出てきた。チームはマリナーズをスイープし、今季7度目の4連勝を飾った。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の打撃について「翔平は素晴らしい打席内容だった。四球を選び、ストライクゾーンのボールをスイングしている。彼が前後の打者を見ることで彼はさらに良くなり、より危険な打者になる」と高評価した。

 0―1の3回2死一塁の第2打席は四球を選んで出塁。一、二塁としてベッツにつなぐと、ベッツの左翼線二塁打で大谷が俊足を飛ばして本塁に一気に生還し、勝ち越しのホームを踏んだ。

 第3打席は5回1死走者なしの場面。カウント3―1と打者有利のカウントになると甘く入ったカットボールを強振し、右中間へ痛烈な打球を飛ばした。さらに次打者ベッツの打席で今季39盗塁目を決めた。暴投で三塁へ進むとフリーマンの適時打が飛び出し、チームの4点目をおぜん立てした。さらにT・ヘルナンデス、マンシーの適時打でリードを7点に広げた。

 20日のマリナーズ戦は14試合ぶりのマルチ安打に加え、今季38盗塁目の二盗にも成功。メジャー史上6人目の「40―40(40本塁打&40盗塁)」達成も秒読み段階に入った。

 達成が確実視される中、注目が集まるのが試合数だ。この日が今季128試合目で、2006年アルフォンソ・ソリアーノ(当時ナショナルズ)の147試合目を大幅に更新する史上最速での達成に向けて数字を積み重ねている。

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