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【甲子園】初優勝懸け関東第一と京都国際が激突 低反発バットの影響で32年ぶり珍記録の可能性も

スポニチアネックス 2024年8月22日 15時48分

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第14日・決勝 関東第一-京都国際(甲子園)

 全国高校野球選手権大会は23日に決勝が行われる。関東第一(東東京)と京都国際がともに初優勝をかけてしのぎを削る。

 関東第一は準決勝で神村学園(鹿児島)を2―1で下し、夏では初の決勝進出を果たした。東京勢が夏の甲子園で決勝に進むのは11年の日大三(西東京)以来13年ぶり。京都国際は青森山田に勝利し、春夏通じて初の決勝に駒を進めた。夏の府勢としては05年の京都外大西以来の決勝進出となった。

 今年から導入された新基準の低反発バットの影響か、準決勝終了時点での本塁打数は「7」。1974年に金属バットが導入されて以降、最少だった同年の11本を大きく下回る。

 京都国際は今大会、本塁打がまだない。関東第一は東海大相模(神奈川)との準々決勝で高橋徹平内野手(3年)が左中間へ決勝本塁打を放った。

 本塁打なしでの大会制覇となれば、夏は03年の常総学院(茨城)以来21年ぶり。今年は春のセンバツで健大高崎(群馬)が本塁打なしでの優勝を達成。春夏連続での本塁打なし優勝となると、92年の春・帝京(東京)、夏・西日本短大付(福岡)以来32年ぶりの珍記録となる。

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