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元木大介氏 ソフトバンクとの日本シリーズ思い出し、完全自虐モード 手も足もどころか「指も…」

スポニチアネックス 2024年8月22日 16時29分

 昨季まで5年間にわたって巨人のコーチを務めていた元木大介氏(52)が18日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。巨人コーチ時代の日本シリーズで2年連続惨敗したソフトバンクについて自虐たっぷりに語った。

 この日の放送は、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)が前週11日に続いて風邪のため欠席。これまで数多く同番組にゲスト出演してきたお笑いタレントのカンニング竹山(53)が代役パーソナリティーを務めた。

 ともに1971年生まれで同学年の2人は「勝負の夏!夏を制するものはペナントを制す!?」をテーマにトーク。11日のセ・リーグに続いて18日はパ・リーグについて話し合った。

 そのなかで、当然ながらパ・リーグ首位を独走するソフトバンクについてのトークに。竹山は大のソフトバンクファンだけに上機嫌で、先日、甲斐拓也捕手(31)と会話した時につい「今年、大丈夫ですね?」と聞いてしまい、「どういうことですか?と怒られた」というエピソードを披露してまずは笑いを誘った。

 元木氏は「いやもうソフトバンクが強すぎるね」とし、自身と同学年の小久保裕紀監督(52)については「もう大喜びでしょう。のびのびしちゃってるもんね」と楽しそうにコメント。だが、途中で「あんまりね、俺、ソフトバンクのこと語りたくないんだよね…」といきなりの自虐モードになった。

 元木氏は高卒時の1989年ドラフトから巨人入りを熱望し、ダイエー(現ソフトバンク)の1位指名を拒否。1年間の浪人生活を経て翌90年のドラフト1位で巨人入り。さらに巨人は2019年、翌20年と原辰徳監督のもとセ・リーグ連覇を果たしたが、日本シリーズではともにソフトバンク相手に1勝もできず、2年連続の4連敗を喫している。

 元木氏は19年にコーチとして古巣復帰を果たし、20年からヘッドコーチに昇格していただけに「いろいろあったんで」としたうえで「1回目の日本シリーズの時はね、こてんぱんにやっつけられましたよ。で、2回目の日本シリーズの時、ピッチャー陣の名前見たら、あれ?変わってんなと。ちょっと、半分ぐらい入れ替わってるぞ、これチャンスあるんじゃねーか?と思ったらさらにいいヤツがでてきた…」とガックリ。「なんだ、このチームは!と思って」とソフトバンクの選手層の厚さに改めて感嘆した。

 「いや、ほんっとにもう、ソフトバンクにはね。もう手も足も…指も伸びなかった状態。手を伸ばそうと思っても絶対届かない。指も伸びなかったもん、俺ら」と今さらながらに完敗を振り返っていた。

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