昨季まで5年間にわたって巨人のコーチを務めていた元木大介氏（52）が18日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）にゲスト出演。パ・リーグ最下位を独走する西武について厳しい私見を口にした。
この日の放送は、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（62）が前週11日に続いて風邪のため欠席。これまで数多く同番組にゲスト出演してきたお笑いタレントのカンニング竹山（53）が代役パーソナリティーを務めた。
ともに1971年生まれで同学年の2人は「勝負の夏！夏を制するものはペナントを制す!?」をテーマにトーク。11日のセ・リーグに続いて18日はパ・リーグについて話し合った。
そのなかで、最下位を独走する西武についての話に。今季の西武は数々の不名誉な記録を打ち立て、シーズン序盤の5月に松井稼頭央監督（48）が休養。現在はゼネラルマネジャーを務めていた元監督の渡辺久信氏（59）が監督代行を兼任している。
竹山から「西武、どうしちゃったんですか？」と聞かれた元木氏は「僕はもう、バラバラになっちゃったなっていうふうにしか見えないです」とキッパリ。「個人、個人の選手はいいと思うんですけど。俺が投げて俺が抑えりゃいいや！ほかは打たれても知らねー！みたいな雰囲気になっちゃってるのかな、チームとして。じゃないと、こんなふうにならないですよ」と続けた。
「メジャー行きたいヤツは、俺メジャー行くし！みたいな。メジャー、メジャー！みたいな感じで投げてるのか。チームのために、ライオンズのために、なんとか勝たせてやるぜ！って投げてるのか。メジャーのスカウト来てんの？とか。これはもう全然、俺の妄想の話だけど。そういうふうにしか見えないんですよ、僕は」と、それまでの楽しいトークモードから、西武の話では一気に語気が強くなった元木氏。
チームとして「まとまってない」と断言し、「野手だって（チームメートに）本当に嫌なピッチャーがいて投げてたら、跳びつかないですよ、ゴロ飛んできても。無理しないですよ。（自分が）ケガしたらどうすんの？みたいな。あぁヒット、ヒット。しょうがない。お前、抑えろよっていうふうになっちゃってる感じに見えちゃってるんですよ、僕は。だからチームがちょっとバラバラなってるなーって」と手厳しかった。