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【試合一覧】1イベントで世界戦7試合は国内初 17年には村田諒太、井上尚弥らで同会場2夜連続開催

スポニチアネックス 2024年8月22日 17時23分

 プロボクシングの世界戦7試合を含む2日間興行「PRIME VIDEO BOXING 10」が10月13、14日に東京・有明アリーナで行われることが22日、都内で発表された。プライムビデオによると、1つのイベントでの世界戦7試合は国内初。興行2日目の10月14日には那須川天心(26=帝拳)のプロ5戦目での初のタイトル挑戦となるWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦も行われる

 発表されたカードは以下のとおり。

<10月13日>

 ▽WBA世界バンタム級タイトルマッチ 王者 井上拓真(28=大橋)―同級3位 堤聖也(28=角海老宝石)

 ▽WBC世界フライ級王座決定戦 同級1位 寺地拳四朗(32=BMB)―同級2位 クリストファー・ロサレス(29=ニカラグア)

 ▽WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者 ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)―同級15位 タナンチャイ・チャルンパック(24=タイ)

 ▽WBO世界ライトフライ級王座決定戦 同級1位 岩田翔吉(28=帝拳)―同級2位 ハイロ・ノリエガ(31=スペイン)

<10月14日>

 ▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者 中谷潤人(26=M.T)―同級1位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(30=タイ)

 ▽WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者 田中恒成(29=畑中)―同級5位 プメレレ・カフ(29=南アフリカ)

 ▽WBO世界フライ級タイトルマッチ 王者 アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)―同級1位 ジョナサン・ゴンサレス(33=プエルトリコ)

 ▽WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦(10回戦) 同級1位 那須川天心(26=帝拳)―同級2位 ジェルウィン・アシロ(23=フィリピン)

 ボクシングの世界戦興行が2日連続で行われるのは珍しくないが、1つのプロモーションが同じ会場で2日連続開催となると国内では極めて異例。2017年5月20、21日に東京・有明コロシアムで開催された「BOXING FES 2017 SUPER 2DAYS」は2日間で世界戦が計5試合実施され、フジテレビが2夜連続で生中継したが、20日は帝拳プロモーション、21日は大橋プロモーションによるものだった。

 5月20日は世界初挑戦の村田諒太(帝拳)がWBA世界ミドル級王座決定戦でアッサン・エンダム(フランス)に微妙な判定で敗れたほか、比嘉大吾(当時白井・具志堅、現志成)がWBC世界フライ級王座、拳四朗(現寺地拳四朗、BMB)がWBC世界ライトフライ級王座を奪取した。また、5月21日は当時WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が3回TKO勝ちで5度目の防衛に成功したが、IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(大橋)は1回TKO負けで王座陥落。前日20日に拳四朗がWBC王座を奪取して達成されたライトフライ級世界王座の日本人独占(WBA王者=田口良一、WBO王者=田中恒成)に一日でピリオドが打たれた。

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