MF本田圭佑（38）が22日、あらためて現役でプレーする強い気持ちを示した。自らが発起人の4人制サッカー『4VS4』のU―10大阪大会を視察。子どもたちから「毎回、触れ合うたびに刺激は感じています。自分自身もチャレンジャーとして引き続き上を目指してやっていかないといけない」と口にした。
今夏、短期契約を結んだパロFC（ブータン）で約2年8カ月ぶりに復帰。AFCチャレンジリーグのプレーオフ・チャーチボーイズ戦（ネパール）ではポスト直撃のFKを放つなど、22年10月に手術を受けた膝の影響を感じさせないプレーを披露した。勝利に貢献し、チームを初のアジア国際舞台に導いた。
「変わらず、良い条件のオファーがあれば継続してプレーしていきたい。新しいチャレンジにはいつもワクワクしますし、それが（パロの）オファーを受けた理由だった。似たような、またそれ以上のオファーが届けば検討したい」。本田は現在10カ国でプレー。次クラブで得点を決めれば、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン超えの世界初通算10カ国ゴールとなる。