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NHK 中国籍スタッフ「南京大虐殺を忘れるな、慰安婦を忘れるな」不適切発言の詳細公表 刑事告訴も検討

スポニチアネックス 2024年8月22日 19時49分

 NHKは19日に放送したラジオ国際放送などの中国語ニュースで「尖閣諸島は中国の領土」など、中国籍外部スタッフによる不適切発言があったことについて22日、公式サイトで対応について報告。不適切発言の詳細についても明かした。

 公式サイトの視聴者に向けたページ内で、NHK広報局は「NHKラジオ国際放送での中国籍外部スタッフによる発言への対応について」のタイトルで文書を公開。

 中国籍外部スタッフへの対応については「業務委託契約を結んでいるNHKの関連団体を通じて本人に厳重に抗議するとともに、21日付で本人との契約を解除しました。今後、損害賠償請求を行うとともに、刑事告訴の検討を含め、厳正に対処します」と報告。

 再発防止策については「ラジオ国際放送の中国語ニュースについては、20日から事前に収録して放送しています。ほかの言語についても今月中に事前に収録します。また、必要に応じて、AI音声の導入を検討します。今後、副会長をトップとする検討体制を作り、短期的な対応だけでなく、管理体制の強化等、中期的な再発防止策を策定し、国際放送に関するガバナンスの強化を行い、信頼回復に努めます」とした。

 また、8月19日のNHKの短波ラジオと衛星ラジオの国際放送、ラジオ第2放送の中国語のニュース番組の中での中国籍外部スタッフによる、原稿にはない、日本政府の公式見解とは異なる発言の詳細な内容についても明かされた。

 明かされた不適切発言の内容は、以下の通り。

 「釣魚島と付属の島は古来から中国の領土です。NHKの歴史修正主義とプロフェッショナルではない業務に抗議します(中国語)」

 「南京大虐殺を忘れるな、慰安婦を忘れるな、彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな(英語)」

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