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ロッテ・佐々木朗希は4敗目に「申し訳ないです」 6回4失点、5四球で清宮には3安打浴びる

スポニチアネックス 2024年8月22日 21時17分

 ◇パ・リーグ ロッテ3―4日本ハム(2024年8月22日 ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が22日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発したが、6回を6安打4失点で降板し、4敗目となった。チームは4連敗で、2位を争う日本ハムに痛すぎる3連敗を喫して、その差は3ゲームに広がった。

 佐々木は広報を通じ「先制してもらいましたが、リードを守りきれず降板してしまい申し訳ないです」と話した。

 前回登板となった15日の同戦(エスコンF)では、2回に左アキレス腱付近を打球が直撃し、わずか16球で緊急降板したが、中6日でマウンドに立った。初回、先頭の水谷の3球目に161キロを記録、最後はフォークボールで空振り三振に斬ると、松本剛、浅間はいずれも初球、内野ゴロに仕留めた。わずか6球で3者凡退と最高の立ち上がりとなったかにみえた。

 しかし、2点の先制点をもらった直後の2回だった。先頭の清宮に1ボールから高めに浮いた157キロ直球を右中間に運ばれる二塁打で無死二塁のピンチを背負うと、続くレイエスにも1ボールからの2球目が高めに浮いて右前に運ばれて失点した。その後の無死一、二塁は3者連続三振で何とか最少失点に食い止めた。

 それでも、3回も修正できなかった。先頭の水谷に四球を与えるなど1死一、二塁となり、清宮にフォークボールを右前に運ばれて同点。さらに1死二、三塁からレイエスの右犠飛で勝ち越しを許した。

 再び同点に追いついてもらった直後の5回には、先頭の浅間にセーフティーバントを決められ出塁を許す。続く清宮に今度は初球の外角高め直球を左中間に運ばれ、4失点目。結局、6回、92球を要し、8三振を奪ったが5四球を与えた。

 この試合は3年目の捕手、松川との今季初バッテリーだった。22年4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した際の“パーフェクトバッテリー”が復活。そのコンビネーションも注目の一戦となったが、佐々木の球が高めに浮き、制球も乱れた。

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