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巨人・坂本勇人 通算190度目の猛打賞も悔しい敗戦「これからも引き続き打てるように頑張ります」

スポニチアネックス 2024年8月22日 23時1分

 ◇セ・リーグ 巨人1―2広島(2024年8月22日 東京D)

 巨人の坂本勇人内野手(35)は22日の広島戦(東京D)で6回までに3安打を放ち、今季6度目となる猛打賞をマーク。通算190度目の猛打賞で自身の持つセ・リーグ記録を更新するとともに、川上哲治(巨人)のNPB歴代2位記録まで「あと4」と迫った。

 「6番・三塁」に入って9試合連続の先発出場。今月6日の前回対戦で巨人打線が3安打完封された相手先発右腕・アドゥワから2回の第1打席で中前打を放つと、4回の第2打席では右前打。0―0のまま迎えた6回の第3打席では中前打して猛打賞達成となった。

 坂本の猛打賞は今月7日の広島戦(東京D)以来今季6度目で、プロ通算190度目。前回は77日ぶりの猛打賞だったが、今度は15日ぶりの達成で、今季6度の猛打賞のうち4度が広島戦となった。

 6回には1死から中前打を放った坂本に続いて門脇も中前打で続き、1死一、二塁。ここで19歳の浅野が3試合連続打点となる右前適時打を放ち、坂本は笑顔で先制のホームを踏んだ。

 だが、エース戸郷が自身初の3試合連続完封勝利目前となった9回に1失点して追いつかれ、延長10回には3番手右腕・ケラーが勝ち越しを許して痛恨の黒星。首位・広島とのゲーム差は再び2に開いた。

 試合後、坂本は「これからも引き続き打てるように頑張ります」と短くコメント。あす23日の中日戦(東京D)はここまで1勝2敗1セーブ19ホールドのドラフト1位右腕・西舘がプロ初先発のマウンドに上がるだけに、早めに得点して援護したいところだ。

 【NPB通算猛打賞5傑】

1位 張本 勲(ロッテ)251度

2位 川上 哲治(巨人)194度

3位 坂本 勇人(巨人)190度

4位 長嶋 茂雄(巨人)186度

5位 野村 克也(西武)180度

※所属は最終、現役は坂本のみ

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