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「ROAD TO UFC シーズン3」準決勝に原口、河名、中西、本野が登場

スポニチアネックス 2024年8月23日 12時2分

 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体「UFC」との契約を懸けた「ROAD TO UFC シーズン3準決勝 エピソード5,6」は23日(日本時間24日)、米ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで行われる。

 ROAD TO UFCはアジアの有望なMMA選手にUFCと契約するチャンスを与える、革新的な勝ち抜き方式のトーナメント戦。今回のシーズン3はオープニングラウンドで32人の選手が4階級に分かれて競い合い、非トーナメント戦を含めて日本からは8人がエントリーした。

 その中からバンタム級(61.2キロ)の中西透暉鷹(ときたか、28=ISHITSUNA MMA)、フェザー級(65.8キロ)の原口伸(25=BRAVE GYM)、河名真寿斗(29=ロータス世田谷)、女子ストロー級(52.2キロ)の本野美樹(30=AACC)が準決勝に進出した。

 過去のシーズンでは、2022年のシーズン1でバンタム級トーナメント優勝の中村倫也(りんや)と準優勝の風間敏臣がUFCとの契約を果たした。23年のシーズン2で優勝をつかんだフライ級の鶴屋怜は、本戦デビューとなった今年6月の「UFC 303」で白星を挙げている。

 GRACHANライト級王者の原口は、ライト級で出場したシーズン2決勝でロン・チュー(中国)に一本負けし、プロ初黒星を喫した。再挑戦となった今シーズンは適正階級のフェザー級で出場。初戦でホン・ジュニョン(韓国)に判定勝ちし、ズー・カンジエ(中国)と対戦する。GRADIATORフェザー級王者の河名は激闘を制して勝ち上がり、シエ・ビン(中国)と激突する。ともにレスリングがバックボーンの原口、河名が勝ち進めば、22年の中村-風間以来となる日本人対決が実現する。

 バンタム級の中西はパンクラスでフェザー級とバンタム級の2階級を制している、1回戦ではキム・キュサン(韓国)を圧倒して判定勝ち。バーエゴン・ジェライスー(中国)との準決勝に臨む。

 シーズン3で初開催の女子ストロー級に参戦している本野は、初戦の相手の計量オーバーにより、不戦勝で4強となった。準決勝の相手は、かつて一本負けを喫しているフォン・シャオツァン(中国)。強豪にリベンジを果たした先に、UFCとの契約が見えてくる。

 激戦必至の大会の模様は、8月24日午前10時からU-NEXTでライブ配信される。

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