ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、マリナーズ戦で右前打で出塁した5回に今季39盗塁目の二盗を決めた。既に39本塁打を放っており、メジャー史上6人目の「40―40(40本塁打&40盗塁)」達成にダブルで王手をかけた。
大谷が史上最速で「40―40」を達成しても、ナ・リーグのMVP争いは混戦模様だ。ライバルの一人が、レッズの遊撃手デラクルス。ブルージェイズ戦で22号を含む3安打3打点の活躍を見せ、6点差をはね返す逆転勝利に貢献した。5回には今季60盗塁目の三盗に成功。「20―60(20本塁打、60盗塁)」は史上5人目の快挙となった。
2人目のライバルはオズナ(ブレーブス)。打率・309、94打点はリーグトップ。37本塁打は大谷に2本差の2位で、3冠王に最も近い存在だ。
ア・リーグのMVP争いはガーディアンズ戦での2本塁打を加えた47本塁打、117打点でリーグ2冠のジャッジ(ヤンキース)が大本命。打率・352で同1位のウィット(ロイヤルズ)が対抗馬だ。