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橋下徹氏「今回は告発対象者が調査・判断して最悪の権力行使だった。ここが問題の本質」兵庫告発文書問題

スポニチアネックス 2024年8月23日 12時36分

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が23日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

 兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は同日、斎藤氏の「パワハラ」に関する県職員への証人尋問を初めて実施した。経緯を知る立場などにある職員6人に証言を求め、実態がどこまで解明できるかが焦点。不利益を被らないよう非公開で行い、夕方の終了後に委員長らが内容の一部を説明する。全職員を対象に実施した知事疑惑に関するアンケートの中間結果も同日中に公表する。

 百条委は今後の尋問やアンケートの内容を基に真偽を総合的に判断。告発文書に記載された疑惑7項目の尋問を終えた後、年内に報告書をまとめる方針。

 斎藤氏はこの日の登庁時に取材に応じ、パワハラ疑惑に関し「業務上必要な範囲でいろいろと指摘し、ときには厳しくさせてもらう。その認識に変わりない」と強調。「これからも県政の推進をしっかりやっていく」と述べた。30日に斎藤氏本人と、部長級以上2人の尋問が公開の場で行われる。

 橋下氏は「告発対象の当事者である知事や副知事抜きの第三者調査。今回は告発対象者が調査・判断して最悪の権力行使だった。ここが問題の本質」とつづった。

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