元V6の三宅健（45）が22日深夜放送のテレビ朝日「あざとくて何が悪いの？」(木曜深夜0・45）にゲスト出演。MCの元℃-uteで歌手の鈴木愛理（30）の恋愛観にダメ出しをする場面があった。
恋愛に刺激を求めるか、やすらぎを求めるかという話題となると、鈴木は「凄く答えづらい質問ですね、この流れだとね」とコメント。「破滅と言われてもやっぱり少し刺激がほしい。自分にないものを持っている人とかにひかれて、もしかしたらこの人はこういう感じだけど、私だったら変えられるかなみたいな…」と明かした。
三宅は「ダメ男？変えなきゃってことは変えなきゃいけないところがあるってことだもんね」と確認。「でも人に頼ってこられなかった人が私に頼って来てくれるんだ、みたいなのやっぱりちょっとうれしいですよ」と断言する鈴木に「それって、まやかしだから」ときっぱり。「たぶんそういうやつはすべての女の子にそう思わせてる」と続けると、鈴木は「終わった…」とがっかりした様子で話した。
すると三宅は、ため息をついて下を向き、深刻さをアピールしながらも「全然大丈夫だよ」と語るといった、実際のダメ男の行動を実演。鈴木が心配する仕草を見せると、「実はこんなことがあって、こううこうで…って言って。で、“あたしが助けてあげなきゃ”って思うんですよ。気付いたら500万円振り込んでる」と言い切った。
鈴木は「そんなことないよ！まだお金は…」と反論したものの、三宅は「大丈夫？」、MCの「南海キャンディーズ」山里亮太は「みんなそんなことないって言うのよ」と心配した。
三宅はさらに「あ～そうさせちゃうタイプなのか、相手を」と語りつつ、「ダメンズ生産機？」とも。「まだ分かんないじゃないですか？凄くなんでもしてあげたくなる人？」と確認。続けて「なんか誰にも言えないとか、弱さを見せるみたいなの、あれ、全部ウソだから。そんなの」とアドバイス。「みんなに言ってるから。出会った女みんなに言ってるから」と説いた。
その上で「それがさっきから言ってる刺激を求めてるでしょ。刺激を求めるってことは破滅の道を自ら選んでるってこと」と断言。「たぶん愛理さんみたいなタイプの人は、凄い優しくて、愛理さん優先で、全てのプライオリティは君ってなってる人って物足りなくなってくるんですよ。ちょっと自分が追いかけないと、ドキドキしないんですよ。それって何かというと、破滅の方向に…。幸せを自ら逃していってる」と指摘した。
「僕知らないですよ、何も」としながらも、「出会った人にも凄く優しくて、思いを向けてくれてる、たぶんその人と付き合っていたら幸せになれたであろうはずなのに、全然関係なくめっちゃ振り回してくるような男に捕まってきたんじゃないかなってなんとなく思ったりしたんですけど、どうですか」。鈴木は「100パーセント合ってます」と言い切った。
「ときめかないんですよね。やっぱりありがたい環境で育ったからなのか、ちょっと自分が苦労するところに飛び込みたくなっちゃうんですよね」という鈴木に「それが刺激を求めにいっちゃってるってことだよ」と語りかけた。
三宅は以前、鈴木が前MCのフリーアナウンサー・田中みな実と凄く幸せな環境で育ったために「ダメ男に出会うことで人生を帳尻を合わせてる」と話していたのをテレビで見たとし、「この人たち幸せになれないなって思ったんですよ。視聴者として。わざわざいばらの道を進んでるんだもんね」とバッサリ。鈴木は「ド直球」と動揺、爆笑する山里に「大笑いやめてもらっていいですか？」と注意した。