ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.1」の前日計量が23日、大阪市内で行われ、IBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦は元世界2階級制覇王者で同級3位の亀田和毅（TMK）が57キロちょうど、同級2位レラト・ドラミニ（南アフリカ）が56・8キロで、ともに一発パスした。
和毅は「今までやってきたことをリングで出すだけ。自分の仕事をするだけ」と静かに闘志を燃やす。昨年10月のIBF同級2位決定戦でドラミニに判定負け。その再戦で、勝てば10日に米国で行われたタイトルマッチでルイス・アルベルト・ロペス（メキシコ）を破った新王者アンジェロ・レオ（米国）への挑戦権を得られる。
ドラミニは「日本に戻ってこられて、うれしい。（和毅の印象は）前回と変わりない。今回も勝つだけ。実力をしっかり出せば結果はついてくる」などと穏やかな口調で語った。