バドミントンのジャパンオープンは23日に横浜アリーナで男子シングルス準々決勝が行われ、パリ五輪に出場した奈良岡功大（23＝NTT東日本）は台湾選手に2―1で勝ち準決勝に進んだ。
初戦から3試合連続フルゲームの末に勝利を収めた奈良岡は「やばすぎでしょ。2ゲームで終わるかと思ったけど、やっぱ終わらなかった」と苦笑した。
第1ゲームを21―13で先取。第2ゲームは終盤まで競り合ったものの19―21で落とした。第3ゲームも11―14と中盤リードされながら、8連続得点で一気に逆転。21―16で死闘に終止符を打った。
「ファイナル（第3ゲーム）はペースを上げた。第2ゲーム途中で相手はきついんだろうなと思った。ファイナル勝負だと思っていた」と振り返った。
18、19年の桃田賢斗、22年の西本拳太に続く日本人男子によるジャパンオープン制覇まであと2勝。奈良岡は「優勝盾に名前を刻みたい」と目を輝かせた。