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甲子園準V 関東第一 留守番部隊のパブリックビューイング大熱狂

スポニチアネックス 2024年8月23日 14時40分

 ◇第106回全国高校野球選手権決勝 関東第一1―2京都国際(2024年8月23日 甲子園)

 東京都江戸川区の関東第一校内多目的ホールで行われたパブリックビューイングにはサッカー部員ら約500人が集結。会場は想定外の人数が詰めかけ、プレーボール前から熱気ムンムンとなった。

 声援が最高潮に達したのは9回2死満塁だ。しかし、一打サヨナラの好機で7番・熊谷俊乃介捕手(3年)の打球は快音を残したものの、右飛に終わった。

 0―0のままタイブレークに突入。10回表に2点を先行され、その裏に1点差も、2死満塁で坂本慎太郎外野手(2年)が空振り三振に倒れてしまう。一瞬だけタメ息が漏れたが、すぐに健闘を称える大きな拍手が沸き起こった。

 先発・畠中鉄心投手(3年)が巣立った地元の少年野球チーム「松島ファルコンズ」の選手20人も最前列で応援。本間大翔君(江戸川第三松江小6年)、江口純樹君(江戸川西小松小6年)は口をそろえて「先輩はいい投球をしてくれ、ドキドキしたけど、9回に点を取れなかったのが痛かった」と悔しそうだった。

 試合後、同校内に「準優勝 関東第一高校」の垂れ牧が掲げられた。「準」の文字が幾分小さめだった。

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