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浦和ヘグモ監督 今夏の補強に“手応え”「新たに獲得した選手たちが…」 MF関根、MF大久保にも期待

スポニチアネックス 2024年8月23日 14時54分

 浦和のマティアス・ヘグモ監督が23日、川崎F戦(24日、埼玉)に向けてのオンライン会見に臨んだ。

 Jリーグの今夏の選手補強による登録期間が21日で締め切られた。チームでは元日本代表DF酒井宏樹やDFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンが退団。さらにMF伊藤敦樹がベルギー1部ヘントに完全移籍した。ヘグモ監督は「(伊藤)敦樹の移籍などがあったが、驚きはなかった。ただ、昨年のレギュラー11人のうち7人が移籍した」と語った。

 新戦力としてはFW二田理央やMF本間至恩、MF長沼洋一が躍動中。「新たな選手が自分を見せるチャンスでもある。このタイミングでケガ人が戻ってきているというのは良い出来事だし、新たに獲得した選手たちが試合に絡んでいるというのも良かったと思う。クラブとしては、いつでも選手が移籍すれば、どのようにそこを補完するのかということを前もって準備することは大事だと思う」と話した。

 MF関根貴大とMF大久保智明にも言及。「タカ(関根貴大)はケガをするまで非常にいいコンディションだったと思う。鹿島戦でのランニングからのシュートの場面は彼の潜在的な力を見ることができた。トモ(大久保智明)もケガをするまでに2点取っていたので点を取るポテンシャルは秘めていると思う。インサイドハーフ、トップ下、ウイングとして戦術的にも技術的にも非常に優れている。相手のバランスを崩しながらプレーできる選手」と評価した。

 チームは現在10位と苦しい状況が続いている。「岩尾憲や敦樹、酒井宏樹、ショルツなど、ずっと出ていた選手たちがいなくなった中でトモやタカがチームの新たなルーティンを作っていくべきだと思う」と期待した。

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