バイオリニスト高嶋ちさ子（55）が、23日放送のテレビ朝日系「ザワつく！金曜日」（金曜後6・50）に出演し、息子2人の進路のため米国に行ったことを明かした。
高嶋は名門イェール大の大学院を卒業しており、2人の息子が現在、米国に在学中。2年後には長男が大学へ進学する年だといい、「それぞれの学校の面談に」行ったという。さらに「母校の先生がリタイアされたので、会いに行ってきた。先生のところに泊まって、せっかくだから子供たちに学校を見せて」と、学校見学もしたという。
米国の大学の環境について聞かれると、「（日本と）全然違うし、西（海岸）の大学と東の大学でも全然違うし。行ってみないと、この学校がいいなという雰囲気が全然分からないから」と説明。「凄い広い。学校の中にゴルフ場もあれば、テニスコートもあれば、ピザ屋もあれば…」と続けた。
子供とは母校だけでなく、さまざまな大学を見学したという。「“こういうところに来たい”と思わせたくて連れて来ているんだけど、箸にも棒にも引っかからなくて」。どうやら息子が大学への実感が湧いていないようで、「長男が大学に自分が2年後に行くということをまったく考えないから、私はお尻を叩いて、西から攻めて、“あなた、大学というのはこういうところですよ。行きたい大学はありませんか？”というのを…28校見たんですよ」と告白。大規模な大学見学ツアーとなったようで、スタジオからどよめきが上がっていた。
すると、ここで元プロ野球選手のタレント長嶋一茂が「ちょっと思い出したけど、息子さんが幼少期にいろんな習い事させてたもんね」とネタ振り。高嶋は「21個！」と即答し、再び驚きの声が上がっていた。
全米をまたにかけた“旅”も、息子たちの反応は微妙だったようで、「うちの子はプールしか見てなかったもん。水球部しか見てなかった」とボヤいた。また「親の顔色をうかがうというか、“ママはどこが良かった？”って聞いてくる。うちの子たちは、ママが喜ぶこととか、ママがいいと言えばいいとすり込まれてちゃってる。誰のせいか知らないけど」とボケ気味に明かし、「だから、言わないようにして、“どこも凄いね。どこも凄いね”ってちゃんと言った」と振り返っていた。