格闘技イベント「RIZIN」は、23日までに公式YouTubeチャンネルで「RIZIN CONFESSIONS」を更新。7月28日に開催された「超RIZIN3」のメインイベントで行われたフェザー級ワンマッチで平本蓮にTKO負けを喫して引退表明した朝倉未来（32）が今の心境を明かした。
試合は衝撃の1R138秒決着となった。序盤は様子を見合った両者だったが、平本の踏み込みの左フックを被弾。左右の連発パンチを打ち込んだ後に再び左フックを被弾してダウン。さらにパウンド被弾してTKOを喫した。試合後は座りながらぼう然とした表情を見せた。
試合翌日に引退を正式表明した未来。「今でも練習してますよ」と話ながらも「なんかようやく格闘技が趣味に変わって気楽に楽しくやらせてもらってます」と今の心境を明かした。
衝撃的な結末を迎えた平本戦だったが、試合翌日に吹っ切れていたと明かす。「ラッキーパンチが当たったりして、惜しい試合だったら悔いが残ったかもしれないですけど綺麗に終わったと思った」と話した。
そして格闘技の残酷さや美しさを見せられたという。「やってきたことが出せなかったですけど、それを含めて実力なんで。結果的に一番最大の舞台で負けてある意味で格闘技の残酷さを見せられた。格闘技ってどうなるかわからない美しさもありますよね」と表現した。
「寂しい気持ちもあるから難しい感情だけど…ありがとうございましたRIZIN」とRIZINに感謝した。