格闘技イベント「RIZIN」は、23日までに公式YouTubeチャンネルで「RIZIN CONFESSIONS」を更新。平本蓮（26＝剛毅會）が7月28日に開催された「超RIZIN3」のメインイベントで行われた朝倉未来戦直後の“ペットボトル事件”について言及した。
ファンが待ち望んだメインイベントのフェザー級ワンマッチで平本は未来に衝撃の1R138秒TKO勝利を飾った。
試合直後に喜びを爆発させた平本は、実況席にいたRIZINフェザー級王者・鈴木千裕に向けて首をかっ切るしぐさをして中指を立てると、鈴木は水のペットボトルを投げた。直後にそのペットボトルを平本が投げ返すと、鈴木は新たに机の上にあった別のペットボトルを投げた上で、リングのエプロンに駆け上がって一触即発になる場面があった。
平本は「勝ち名乗りを受けて、手を上げられた時に千裕を見つけた。こいつに解説されてるの腹立つと思った」と当時を振り返った。
さらに「千裕も成長したな」と笑いながら「良い意味で爪あとを残してくるようになった。キレすぎだろみたいな」とつづけた。
鈴木は解説席で「（平本は）なんちゃってベルトが一番お似合いなんじゃないですか。上がってこれるなら上がって来いよ。やりたければ勝ち上がれば自ずとやるのが格闘技なんでこれぐらいのケンカは買いますよ。上がってこれないです」と平本についてコメントしていた。
これを聞いた平本は「あの野郎…」と口にしながら鈴木の持つフェザー級ベルトに照準を合わせた。過去敗れているが「今なら余裕で勝てる。10回やって10回同じ内容で瞬殺できます」と豪語した。
そして動画の最後には21日の記者会見で、榊原信行CEOが平本のドーピング疑惑騒動について言及した場面が組み込まれていた。
榊原CEOは「タイトルマッチとグランプリの場合は全選手に厳正なる検査をしています。その結果が全てです。平本蓮選手も朝倉未来選手も両選手検体を採取してます。それを空輸でアメリカの検査機関に送ってます。WADAの検査を行っている検査機関にドーピング検査を依頼してます。検査結果が来週中には出てくると思います。その検査結果を待ってどのような対応になるのか。タイトルマッチは全部結果を皆さんに公表することをお約束しているので、検査結果を公表をさせていただきます」とコメントしている。