元プロボクサーで第40代日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏（43）が23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。“キックの神童”那須川天心（25＝帝拳）の初タイトル戦について言及した。
WBAバンタム級2位、WBC同級3位の那須川はボクシング転向5戦目で初タイトル戦が決定した。10月14日（有明アリーナ）にWBOアジア・パシフィックバンタム級王座決定戦でジェルウィン・アシロ（23＝フィリピン）と対戦する・
9戦無敗のアシロについて細川氏は「これまでの勝ち方がKOもしくはユナニマス判定（3―0）。こういう選手は圧倒的勝ってることがわかる」と説明。
そして那須川が前回の試合で勝利した世界ランカー・ジョナサン・ロドリゲスよりもアシロの方が全然強いと断言。「スタイル的にカウンターパンチャーで天心に似てるところがある。相手はダウンしたことないんじゃないかな。動き続けるボクサーで那須川天心にとってはボクシングキャリアの中で一番最強の相手かなと思う」と分析した。
さらに「この選手をしっかり倒せば文句ない。次戦う選手は強いし、スタイル的には似てるけど順当なら那須川天心が勝つと思う。KO決着もあると思うけど、圧倒的な判定勝ちになると思う。今回はどういう風にKOにもっていくのかが見れると思う」と試合を楽しみにした。