◇IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者シベナティ・ノンシンガ《12回戦》 同級2位・矢吹正道(2024年10月12日 愛知県国際展示場)
元世界王者の矢吹が23日、大阪市内で会見し、10月に地元愛知で世界戦に臨むと発表した。「やっと決まったかという感じ」。21年9月に寺地拳四朗(BMB)から世界王座を奪うも翌春の再戦に敗れて陥落。23年1月にIBF世界ライトフライ級2位決定戦を制し世界再挑戦の機会を待った。
その後左アキレス腱を断裂し、一時は「引退を考えた」が、不屈の闘志でリングに立つ。王者の印象を「守備がうまいカウンターパンチャー。けっこう強い」と語った上で「KO決着になる」とスリリングな試合を約束した。