女優の山口智子(59)が24日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演。意外な素顔を明かした。
超売れっ子女優としてドラマに出まくっていた90年代。ドラマ撮影について話が及ぶと「昔は感情重視で撮り続けることが多かった。そんなこと(物が落ちるなどの多少のハプニング)は止めずにやったし、私たち俳優陣も本番でいたずらいろいろできるんですよ」と懐かしんだ。
「いたずら」という単語に、パーソナリティー陣が驚く中、山口は「たとえば、お茶の間でご飯を食べるシーンで、ずっと続けて撮るから、間に何かが起こるように、ここのおかずをつまんだときに何かの皿が滑って落っこちるように滑らせるギリギリのところの置いておこうとか。いろいろな仕掛けをおいて、それが起こることでリアルな表情が相手に出たりすることを面白がったり」とお茶目に紅白。
「それはアドリブですか?」の質問に、山口は「アドリブ&超計画みたいな」とニヤリ。「私はそういういたずら大好きで、私がガタンと肘をついたら後ろの棚のものが落ちるようにしておいたり。やり通すことの面白さ、触れなかったり」と続けると、スタジオからは「え~!凄い!」「ドリフじゃん!」「そんないたずらしてたんだ」と驚きの声が上がった。
「驚いたり、いかに笑わずに進めるかとか。シリアスのシーンだったらね。そこで笑って止めちゃったらプロじゃない、とか。そういうシビアなチャレンジでもあるんですけど」と山口。「だから凄いやりがいがあったというか、予期せぬ展開、予期せぬ奇跡が起こって、だからあの当時のドラマが面白かったんだとすれば、そういう奇跡が紛れ込んでいるからですよ」と話した。