神戸はあす25日、ホームで鳥栖と対戦する。対鳥栖はリーグ13試合負けなし（9勝4分け）と好相性。J2降格圏に沈む相手は指揮官交代など戦い方が読めない部分があるが、吉田孝行監督は「勝ち点3が絶対に必要。団結して勝利したい」と2試合ぶりの勝利を厳命した。
残り11試合で首位・町田と勝ち点7差の5位。リーグ連覇へ向けてはもう1試合も落とせない状況で、さらに9月中旬からはACLEでのオーストラリア遠征を含む怒濤の7連戦が控えている。だが「9月からのACLEもイメージしながら自分の中ではやっています。でも、それよりもまずは明日の試合、あるいは福岡戦に勝つ。その後は期間が空く。気持ちを切り替えられるので、そこだけに集中する」と先も上も見ずに、目の前の戦いに全神経を注ぐ構えだ。
DF広瀬陸斗は「リーグG大阪戦では終了間際に失点したけど、その後の天皇杯柏戦では無失点で終わらせられた。それを生かしていく」とリーグ戦8試合ぶりのクリーンシートに意気込んだ。