歌手の研ナオコ（71）が24日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。子や孫への愛情を語った。
二児の母で、今は長男も長女も米移住したという。「お兄ちゃんは高校卒業するぐらいに“このまま大学行くとあんまり変わんないなあ…”って言うから、“じゃあ、いっそのことアメリカ行っちゃえば？”って軽い気持ちで言ったの。じゃあ“ああそうしよっかな”って。ええ…!?うそ～行っちゃうの？って。本当に行っちゃってショックで…言わなきゃよかった」と苦笑い。「空港でいざ子どもを送り出す時に、私が毎回泣くのよ…」と吐露した。
「でも、子どもは自分の力で頑張ってほしいと思うから、我慢しないといけないなあと思って」と語った。長女も昨年、渡米。「なんか“アメリカでも行こうかな”って。“うん、そうすれば？”って言ったら、ほんとに行っちゃった」と同じようなやりとりでわが子を遠くに行かせたことを嘆いた。
だが、「私も自分がやりたいことをやってきたんで、子どもも自分がやりたいことがあればやりな、と」と寂しさを押し殺し、子の背中を押したという。
長男に子どもが生まれ、研は“おばあちゃん”に。「もう無条件にかわいいのよ。何の責任もないから。ばあば、なんて言われたらもう…」と溺愛ぶりをアピール。「でも自分の子どもが一番かわいい。孫もめっちゃくちゃかわいいのよ、ずっとそばにいたいぐらい。だけど息子、娘のほうを心配しちゃう」と親心をみせた。
孫は米国で生まれ、日米両国籍を持つという。海外にいる孫となかなか対面を果たせず、「私より先に会ったのは美川憲一さんだもん」とぼやき、ナインティナイン・岡村隆史らを驚かせた。
「美川さんがロスに行って息子と連絡取り合って、会ったんだって。それで美川さんから電話があって、“あんた、小っちゃいナオコがいたわよ”って言われて。写真も送られてきた」と振り返り、笑わせていた。