◇セ・リーグ ヤクルト3ー0DeNA（2024年8月24日 神宮）
ヤクルトの高橋奎二投手（27）が7回無失点。112球の熱投で今季5勝目を挙げた。
DeNA戦は昨季から3連敗中で今季も2戦2敗だった。それだけに大きな白星となり、ヒーローインタビューでは「DeNA戦はいつも打たれて、すぐ代わっていたので、今日はなんとか長いイニングを投げられるようにと、一人一人思い切って投げました」と笑みをこぼした。
打線から3回に3点と援護を受けたが、「ムネ（村上）が凄いエラーしてたので、」と村上の序盤の2失策をチクリ。球場に詰めかけたファンの笑いをとった。そして、「ホームラン打ってくれるだろうなと思ってたので、ほんまに打ってくれたのでうれしかったです」と後輩の23号2ランへの感謝を口にした。
この日は三塁線への打球が多く転がったこともあり、「ベンチでは本当やめてよって言われたんですけど、そのあとはしっかり守ってくれたので良かったのかなと思います」と苦笑いで振り返った。
チームの連敗を阻止し、自身は2連勝で5勝目。「結果が出ずに苦しい時期もあったんですけど、なんとか長いイニングが投げられたので、そこは良かったかなと思います」と先発の役割を果たし、胸を張った。